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旧本牧スタンダード石油社宅(ソコニーハウス)とは
建設の背景と特徴


戦前から日本で設計活動を行っていたアントニン・レーモンドの再来日後の初の作品。基本設計はアメリカでなされたが、景観に配慮し、高低差のある地形や自生する木々を巧みに設計に取り入れ、地所と一体となった建築を完成させた。施工は白石建設。

本牧の4つの住宅は旧スタンダード石油の外国人社宅として、1949年から1950年にかけて建てられ、平屋が3戸と小高い丘の上方に二階建て1戸でそれぞれが110坪(363平方メートル)以上あった。(うち平屋2戸はすでに失われている)

コンクリートの打放しの躯体に立板張り、大型の木製ハイサッシュがはめ込まれたモダニズム感溢れるデザインで、50年代初頭のアメリカン・ライフスタイルを今に伝える、生活文化史的観点からみても重要な建築物である。

また、レーモンドの代表作「リーダーズ・ダイジェスト東京支社」とほぼ同時期に建てられており、特に「芯外し」とよばれるレーモンド独特の手法が用いられていることや、当時の日本での最高水準であったコンクリート打ちの工法(日本で初めてコンクリートの振動打込機を使用して建てられた建物と推測されている)など、建築史的にみても価値の高いものである。

旧本牧スタンダード石油社宅とその景観を救う会
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